球速を上げるには~指先の加速編~

野球の投球動作のプレーにおいて一番スピードが必要な部分はどこか理解していますか?

よく投手は

下半身からのエネルギーを使えれば腕の振りが速くなる

と言われることが多いと思います。

この言葉がある通りと考えている方が多いのではないでしょうか?

間違いではありません。

しかしもっと細かく言えば腕ではなく指先が一番加速する

このイメージを持って頂きたいと感じます。

今回は球速・球質のパフォーマンス向上の理屈についてお話ししていきます。

 腕はどこから振られていくのか?

 一般的に「肩を回して腕を振る」

こう思われがちですよね。

その意識を肩甲骨から振られてくるイメージに変えてみましょう。

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写真の通り肩甲骨と肩関節は繋がっています。   

周りの筋肉を柔らかくし、肩甲骨の可動域を広げると  

  • ボールを加速させられる距離が長くなる(球速UP)
  • スムーズに肘が上がりトップが作られる(肩と肘への負担が減る)

 このようなメリットがあります。   

柔らかさや可動域を保つべく、肩甲骨のストレッチとして手軽に出来るのが

両腕を内側に畳んで肩を回す動作です。

肘主導で回すイメージで、肩甲骨の動きがより分かりやすくなります。

お風呂上りに鏡の前などで動きを確認しながらやってみてください。       

そして肩甲骨を上手く使うことは、しなりの状態を作ることにも非常に重要です。  

肩甲骨が動かせていないのにしなりが作られている選手は

逆に肩肘に負担がかかってしまっていると考えてもいいでしょう。

しなりが生まれるメカニズム

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腕がしなると言うのはこちらの写真のような状態のことです。

よくムチのような使い方をしろ!とか言う指導者の方いますよね。

例としてはこれ以上ないくらいのいい例です。

しかし、そう動かすための身体の構造や力の抜き方を指導者から教えられた選手はどれくらいいるでしょうか?

教えられたとしても選手自身も身体のメカニズムを理解していなければ出来るわけがありません。

腕がしなる為には脱力が必要不可欠です。

その脱力をする為には

①投げる方の肘と両肩のラインを一直線に保つ

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②膝の角度を80度〜90度に保つ

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 この2点が余計な力を入れない為の脱力に重要になってきます。

こうすると腕先の力がうまく抜けているため、ボールの重みで腕先が体の動きに遅れることで、しなりを生んでいきます。

そしてしなり状態は筋肉が伸ばされた状態です。

筋肉はあるところまで伸ばされると伸びすぎて壊れないように反射的に収縮が始まります。

この無意識の収縮(筋肉のエキセントリック収縮)が腕の振りの加速を生み出します。

これがしなりのメカニズムです。

最大加速する指先

肩甲骨を使い脱力によるしなりが出来た状態が作られると

ほぼ指先が最大加速する準備は整っていると言っていいでしょう。

最後に抑えたいポイントは指先自身のリリースの動き方です。

皆さん野球のトレーニングでメンコをやったことはありますか?

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私が中学校の頃は冬の練習でメンコトレーニングをしていました。

いかに強くメンコを叩きつけて相手のメンコをひっくり返すかが重要なのですが

強く叩くにはあるコツがいることをご存じでしょうか?

それは、内旋動作によって指先を加速させることです。

分かりづらいかもしれませんが、山岡選手はリリース直前に

小指側から内旋動作が始まって指先が一番加速する所で力強いリリースを作っています。

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こうすることによって最大限指先を加速させることが出来るのです。

野球ボールでの感覚が難しければ実際にメンコを使って練習でもいいですし

ダイトベースボールのスローイングボールがおススメの練習ギアです。

私のYouTubeの方で使い方を解説していますので是非そちらをご覧ください。

野手こそ投球の見直しを

いかがでしたでしょうか?

今回の内容はどちらかと言えば投手よりのお話しになってしまったかもしれませんが、野手の皆さんもぜひこのトレーニングや肩甲骨を使う意識を持って頂きたいと感じます。

年齢とともに投げられなくなってくるのをただ待つのではなく

自分の身体が今どうなっているのか

その現状を知って、今一度自分のスローイングと向き合ってみませんか?

ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

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ABOUT US

サラリーマン・WEBライター・ブロガー
小・中・高と野球部に所属していましたが一度もレギュラーに選ばれず二桁背番号のベンチ要員。 社会人になり一から野球を勉強し直し、様々な経験を経て好きな「野球」を仕事にすることが出来ました。 それまでの経緯・これからの活動について皆さんにお届けします。