2020-02-27

身体を縦に使う

遠くに投げれば投げるほどシュート成分が強くなる方いませんか?

そうなる方は自分のスローイングフォームの

回転軸について理解しているでしょうか?

 

今日は投球の際の身体の使い方についての内容です。

 

自分の横回転の非効率さ

 

私はスローイングで「開きが早い」とずっと指摘されてきていました。

 

特にスローイングに関しては身体が硬いせいもあったのか、すぐ胸が正面を向きがちです。

 

 そうすると、ボールのシュート回転が強まってしまい遠くに投げようとすればするほど逸れていってしまってました。

 

どうにか改善できないものかと色々調べていくと

回転軸に問題があったようです。

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 身体の回転軸が地面に対して垂直に近い形で回っていました。

こうしてしまうと腕の振りは縦なのに身体の回転は横向き。

力を伝える軌道が一致してないんですね。

 

この投げ方のデメリットは

 

・リリースポイントが安定しない

・球に球速が乗らない

・開きが早いためリリースで強いシュート回転がかかる

・肩に負担がかかりやすい

 

よくこんな投げ方でプレーしていたな、、、

本気で思いました。笑

 

プロのフォーム

 

私がそこで参考にしたのは

オリックスの山岡泰輔投手の投球フォームでした。

こちらが参考動画になります↓↓

 

(引用元、高島誠さんのTwitterより)

 

山岡泰輔投手の身体の使い方が限りなく縦に近いなあと。

 

数々の山岡選手の投球フォームを確認しているうちに気付いたのが

身体の回転軸を傾けてリリース出来ている点です。

 

もちろん股関節や手首の柔軟性・肩甲骨からの連動性など

山岡選手の努力と研究で作られたフォームをすぐにマネできるなどとは思っていませんが、参考にすることはできると思い練習で取り入れてみました。

 

まずはキャッチボールから。

ポイントはまっすぐ立った姿勢から踏み込んだ時に

背中側に体幹ごと傾けるいう意識です。

 

この動作を行って思ったのが

野手ならまだしも投手がこのフォームで1試合投げきるには相当な体力と筋力がいるように感じました。

 

7イニングが主な軟式野球の選手でも普段鍛えていない選手には難しいでしょう。

改めてプロのすごさを実感しました。

 

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写真のように極端にこの回転軸を傾ける動作意識を取り入れて私に変化はあったのかと言うと、、

 

ありました。

 

身体の回転軸が前よりも一致するようになったのです。

腕振りの縦軌道と身体の回転の縦軌道が近くなり

リリースポイントが以前よりも真上にあるような感覚になりました。

 

言葉にすると

「より打者に近いように極力前の位置」というリリースポイントの意識よりも

「真上から身体の近くで指先に力が入る位置」という感覚です。

 

自分のフォームを動画で確認すると山岡選手のようなフォームにはなっていませんでしたが(それはそうです)

 

意識を強く持つだけでもスローイングに好影響を与えてくれたので継続して取り組みます。

 

グローブ側の手の使い方

 

この縦意識をやってもう一つ感覚がよかった動作が

投球動作でグローブをより引けるようになったことです。

 

以前の横回転ではフィニッシュを迎えると

毎回グローブの位置がバラバラでした。

 

特に引っかけたり抜け球がいった後の位置を確認すると、引手のパワーを使えていないなと。

 

友人からは毎回左骨盤の横を通過する意識を持つといいと言われていましたが、なかなかその感覚が掴めずにいました。

 

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ですがこの回転軸を傾ける意識でスローイングを行うと、勝手にその位置をグローブが通るようになったのです。

 

この時自分の両側に狭い壁があってその壁の中で投球動作を行えるような意識も持ってます。

より縦に使えるように。

 

グローブの通る軌道と腕の通る軌道が狭ければ狭いほどパワーロスも少ない気がします。

ここの部分は私の感覚です。

 

蹴り出し足と肩甲骨・股関節の柔軟性

 

色んな感覚を得れた今回のフォームでしたが、やればやるほど

下半身の重要さと身体の柔軟性が求められると思いました。

 

・右足の蹴りをもっと強くしボールにパワーを伝える

・肩ではなく肩甲骨から腕を振る

・股関節で上半身と下半身の連動性を出しパワーロスを少なくする

 

今の段階でこれらの課題が出てきてます。

 

ですが自分の考えであれこれ試してフォームを模索し、以前よりも力強いボールが投げれるようになるのはやってて楽しいです。

 

外野手の捕殺は1試合にワンチャンスあればいい方です。

 

その突然やってくる場面に向けて悔いのないプレーをするためにも準備を進めてこれからも練習していきます。 

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