草野球をやっている皆さん、学生の頃の野球歴はどれくらいでしょうか?

私の場合は小学校4年生〜高校3年生までの9年間野球部に所属して野球をしてきました。

最近では小学校はスポ少になり、野球部と言うものはほとんどないと聞いております。

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今回は部活動・スポ少のレギュラーと控えについてお話ししていこうと思います。

以前書いた指導者と選手の関係性についての記事にも通ずる部分がありますので、併せてお読みください。

 

野球選手と指導者の関係性

 

レギュラー=人生の勝利ではない

はじめにお伝えすると私は小学校〜高校まで1度もレギュラーと言う状態になったことはありません。

 

練習試合や交流戦ではスタメンで出たこともありましたが、学童大会・中学総体・甲子園予選の大事な大会ではずっとベンチから声を出して応援していました。

 

主に最終回に代打で起用される「思い出代打」要員でした。笑

それでも出れなかった選手が他にもいる中で、起用してもらったことには今でも感謝しています。

 

レギュラーというのは部活動外の面でも非常に影響を与えます。

 

プレーで活躍し目立つ人は進学先や実業団など、声がかかることも珍しくありません。

 

その進路を選択する際、控えとレギュラーでは印象が全く違いますよね。

 

将来の選択肢がとても広がるのも事実です。

 

では部活動でレギュラーにならなければ自分の人生は充実しないのでしょうか?

 

断じてそんなことありません。

私がそのいい例です。

 

控えでいたからこその気づけた野球の面白さ

部活動で何の実績も作ることが出来なかった私は地元就職して草野球を始めました。

 

学生野球は終えましたが、まだまだ野球熱は冷める訳がなく硬式野球→軟式野球に変わってもまだまだやりたい!と強く思っていました。

 

草野球の面白いところは幅広い年齢層と野球が出来ることです。

 

学生野球は例えOBの方々が練習に手伝いに来てくれても、実際公式戦で戦うのは1〜2個しか違わない選手達ばかり。

 

草野球では19歳の選手と40代の選手が戦うこともしばしばあります。

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私は草野球で様々な年代の野球仲間が出来ました。

 

  • 在学期間が被らなかった中学・高校の先輩方
  • 草野球歴20年以上の大ベテラン
  • 県大会や全国大会で知り合った他県の選手

この人達との出会いのおかげで自分の野球感がとても深まりました。

何年も軟式の世界で戦ってきた人達から得られる刺激は、本当に充実するものばかりでした。

 

時には自分の凝り固まった固定概念も壊してもらって、本当に考え方の幅も広げて頂きました。

 

偏見になってしまいますが、ある程度活躍してきた選手は自分の感覚を信じてプレーする方が多いです。

その技術を永遠に維持できればいいですが、年齢とともに老いていくもの。

 

必ずどこかで感覚のアップデートは必要になります。

 

そのアップデートを貪欲に行えるのが、日の目を浴びずに控えでいた選手だと私は思うのです。

 

この記事を書くにあたって

今回のお話しの内容は決してレギュラー選手を馬鹿にしたり非難しているわけではありません。

 

世間を騒がせているウイルスの影響で春に続き夏の甲子園までも中止になると決定しました。

 

レギュラーの選手も勿論ですが、控えの選手にこそ

ここで野球を辞めて欲しくない思いでこの記事を書きました。

 

社会に出ると自分でも想像できないくらいの出会いや衝撃があります。

もちろんグラウンドの中でもです。

 

さて、このブログを見ている方の中でも今現在控えの選手がいるのではないでしょうか?

10代の年齢で控えだからと言って、腐ってしまうのはあまりにも早すぎます。

 

草野球に限らず、高校で控えでも大学や社会人野球に挑戦できるチャンスがあり、野球が好きなのであれば挑戦してみてください。

 

私は皆さんのおかげで、現在も止まることなく野球を追求することが出来ています。

 

今は試合に出れなくても野球を研究し理解していければ必ず道は開けます。

 

ぜひこれからの野球に目を向けて活動してください。

ここまでありがとうございました。


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