山川穂高選手の指導力について

西武ライオンズの山川穂高選手を皆さんご存じでしょうか?

沖縄県立中部商業高等学校~富士大学から2013年ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに指名された選手です。

 

2018年・2019年の2年連続でHR40発以上を放ち、2018年はパ・リーグ本塁打王と打点王のタイトルも獲得されている日本を代表するスラッガーです。

 

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https://hominis.media/category/athlete/post3497/

(画像はこちらからお借りしました)

2018年シーズン

試合出場 143試合

打率 .281

HR  47本

打点 124打点 

2019年シーズン

試合出場 143試合

打率 .256

HR  43本

打点 120打点

 

また、2018年の47HRはNPBの平成生まれ最多となる記録となりました。

 

今回はそんな山川穂高選手の指導力についてです。

富士大学時代の友人からもお話しを聞くことが出来たのでそれらも交えながらお話ししていきます。

 

厳しい言葉と誉めて伸ばす能力

こちらの動画は今年の1月に山川選手の故郷・沖縄での自主トレの様子です。

福岡ソフトバンクホークスの砂川リチャード選手へ厳しい言葉をかけています。


山川「全然ダメ・・もう野球やめたら?」リチャードへ

(YouTubeチャンネル・いだちゃんさんより)

動画を見てもらえると分かるように、山川選手はリチャード選手に「野球をやめろ」とまで言っています。

 

しかし、その裏には「野球に対する意識が足りない」「誰がどう見ても勿体ない」と言っているように、誰よりもリチャード選手の可能性を信じているように思えます。

 

その教えもあってかリチャード選手は今年のキャンプで始めから一軍に相当するA組のメンバーへ抜擢されていました。

 

チーム内の紅白戦、JR四国との練習試合、オープン戦の実戦で、3試合続けて本塁打を放つなど結果も残していきます。

 

そしてオープン戦でも最後まで一軍へ帯同するとともに、最終戦でも本塁打を記録。

 

オープン戦終了後の3月16日に、支配下登録選手へ移行することと、背番号を52に変更することが球団から発表されました。

 

そのリチャード選手が支配下登録を受けた後の山川選手へのインタビューと、沖縄での自主トレ中で厳しい指導だけではなく、良かったところは誉めて伸ばしている様子の映像がありました。(2020年9月現在削除されてしまいました)

 

 

打球の角度・フォロースルーの取り方などの技術をマンツーマン指導で丁寧に教えながら、いい打球がいったときは「めっちゃいいじゃん」と褒めたたえています。

 

同一球団の若手ならまだしも、他球団の選手にここまで丁寧に時間を割いて指導している選手は珍しいですよね。

 

山川選手とチームメイトで昨年首位打者を獲得した森友哉選手も、この自主トレにも参加していますし、いつも山川選手の傍を離れずに行動しているそうです。

 

つまりそれほど面倒見がよく指導力にも長けているため、後輩からの信頼も厚い尊敬できる選手なのだと実感します。

 

罵声や厳しい言葉を浴びせて「あとは自分の力だけであがってこい」と放っておくのではなく

 

技術的・精神的に「何が良くて何が悪いのか」を明確にさせて、良かったものに対してはしっかり相手に伝えて精一杯の称賛を送る

 

これが山川選手の指導法です。

口で言うのは簡単ですが、このやり方を本当に実行できている方は何人いるのでしょうか、、、

 

個人的にもこの動画はとても参考にしております。

 

大学時代の山川選手

私の友人で富士大学時代の山川選手と友人だった方がいたので当時のお話しを聞かせてもらいました。

 

一言で表すとすれば常人と比べ物にならないくらいポジティブ・努力家・負けず嫌いの3拍子が揃った人物だったそうです。

 

また、高校時代から素振りを1000回するのは当たり前で、大学時代に結果を残しても納得がいかなければ納得し尽くすまで居残りで打ち込みを続けていたそうです。

 

打てても打てなくても

 

なぜ打てたのか

 

なぜ打てなかったのか

 

この部分を考えることを非常に大事にしているとのことでした。

 

その考え方はプロになっても変わっておりません。

 

そして今の自分のことは商品だと言うそうです。

 

沢山の周りの目や意見もあり、批判されることもあるのがプロ野球選手です。

そんな意見に対して山川選手は

 

「商品は価値をつけられて当たり前でその価値をつけられている間は成果を出し続ける義務がある」

 

と仰っていたそうです。

 

そして成果を出し続けるには常日頃からの準備が必要だと言っているそうです。

 

「バッターボックスに立った時には全てが整った状態にしておく必要があるため、そのためには試合直前の練習だけでは足りない」

日常生活から全て野球の準備に捧げているそうです。

 

どれだけ高い意識で野球をやられているんだろうと感じますが、逆にそこまでの意識を持たなければプロでは通用しないのかとも思いました。

 

そして山川選手はタイトルの他にも、通算321試合目でのHR100号到達しており、1987年の秋山幸二選手の351試合を上回る日本人史上最速記録を打ち立てました。

 

そんな歴史に名を残すタイトルでも満足はしていないように思えます。

自分のゴールや限界などを決めずに、ひたすら高みを目指し続ける。

 

落合さんとも対談されていた中で三冠王のお話しがありましたが、必ず達成してくれると信じています。


ホームラン王 落合×三冠王 山川 対談

(YouTubeチャンネル 999 akitannさんより)

おでこを出せ

最後になりますが、友人が山川選手に言われた言葉ですごく印象的なものがありましたのでご紹介します。

 

「人はおでこからお天道様の力をもらうから前髪あげておでこを出せ」

 

出身が南国沖縄ということもあってか、太陽からのエネルギーを小さいころから浴び続けた山川選手らしい言葉ですよね。

 

この発言には科学的根拠もあり、日光は人間の精神状態にとても大きく関係してます。

 

その大きなカギを握るのが、脳内神経伝達物質のセロトニンです。

 

セロトニンは精神の安定に寄与する働きがあり、分泌が減ると、不安感や抑うつ気分が高まってしまいます。自然光のような強い光を浴びると、人間の脳内のセロトニンが増えるため、不安や憂うつが解消しやすくなるのです。

 

私なりにこの発言の意味は

 

「前髪を下げて視界が狭かったり目線が下に向きがちなるのではなく、おでこを上げて胸を張って歩き太陽を浴びた方が太陽からも人からも力をもらいやすい」

 

こう解釈しています。

 

最早、山川選手自身が地上を歩く太陽みたいな存在に思えてきました。笑

それほどまでに存在感があり、野球で夢を与え、人にポジティブを分け与えて悩みを解決してしまう。

こんなプロ野球選手凄すぎます。

 

どうか怪我されることなく、野球界で益々のご活躍と

 

引退後も指導者やコーチとして未来の選手たちを育成してくれることを楽しみにしています。

 

とても長くなってしまいましたが、ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

 

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ABOUT US

サラリーマン・WEBライター・ブロガー
小・中・高と野球部に所属していましたが一度もレギュラーに選ばれず二桁背番号のベンチ要員。 社会人になり一から野球を勉強し直し、様々な経験を経て好きな「野球」を仕事にすることが出来ました。 それまでの経緯・これからの活動について皆さんにお届けします。