球数制限と継投について

2019年2月、全日本軟式野球連盟は小学生が軟式球でプレーする学童野球でのピッチャーの球数制限について話し合い、全国で投手の投球数を1日70球以内にすることを正式に決定しました。

 

2020年1月には小学校の学童野球だけではなく中学校の軟式野球のルールも大きく変える大胆な改革案を提案しました。

 

1.試合回 6回制
2.試合数規制 年間80試合以内
3.投捕間距離の改正 (16メートル→15メートルへ)
4.盗塁数規制 (1試合3~5回)、パスボールでの進塁なし
5.ホームベースの拡大化 (大人用と同じサイズ)
6.大会においてトーナメント制からリーグ制へ移行
7.カウント ワンストライクから始める

*まだ改定(案)の段階です

 

子供の肘や肩の故障を予防するとともに、指導者の意識を変えることが目的だそうです。
今回は球数制限について考えていきたいと思います。

 

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試合日程の過密さ

 

全日本軟式野球連盟の公式戦、特に全県大会・全国大会は試合スケジュールがとにかく過密です。

 

全県大会→土日の2日間。1試合9イニングを最大4試合

全国大会→土日月の3日間。同じく9イニングを最大5~6試合

 

チーム数が多いところは予選からもっとシビアな日程かもしれません。

 

ポイントは9イニングの試合がWヘッダーであること。

野手も大変ですが投手はもっと大変です。

 

私のチームも過去に一度だけ全日本軟式野球連盟の県大会に出場したことがあります。

その時の采配は今でも覚えています。

 

1回戦をエースに先発してもらいました。

結果は9回完投勝利。

球数は正確には覚えていませんが110球は超えていたかと思います。

 

続く2回戦は違う選手が登板。8回まで試合を作りましたが疲労が見えてきたため、9回からはエースがリリーフ登板。

延長戦までもつれましたが10回裏にサヨナラ勝ちを決めれたのでエースの投球回数は2回。トータルでその日は11回投げてくれました。

 

翌日の準決勝。

 

土曜日来れなかった選手が登板しましたが8回でコールドゲームが成立しそうになるくらい大差がつく試合に。

そのまま投げてもらう選択肢もありましたが、最後にまた1回エースを登板させてしまいました。

覚えている限りではコールドゲームを阻止しようとして、流れを持ってこさせようと登板させた記憶があります。

 

試合はそのまま追いつくことはできず8回コールドゲームで敗戦となりました。

 

結果エースは2日間で12回投げ切ってくれました。

しかも1試合ではなく3試合全てに登板したので3回肩を作ったことにもなります。

相当負担をかけてしまいました。

 

今でも元気に投げれているのが幸いです。

 

継投のタイミング

 

 甲子園でもそうですが1人の絶対的エースだけで勝ち上がるのは難しくなってきました。

近年では金足農業の吉田輝星投手が印象的に思い出されます。

 

軟式とはいえ投手を酷使させないためにも継投は

 

だいたいのパターンでは(7イニングで考えています)

①先発5イニング・リリーフ2イニング

②先発4イニング・リリーフ3イニング

③先発2イニング・リリーフ5イニング

④先発3イニング・リリーフ4イニング

 

①と②はこのような形でやっているチーム多いですよね。

③と④に関してはただ逆にしただけだと思いがちですが

 

これは先発に実戦経験が浅い投手・後ろにエースクラスの投手を持ってくるときのパターンが多いです。

言い方を変えると後ろに計算できる投手を備えておけば先発投手が多少失点しても取り返せるということです。

 

この起用法ですと少ないイニングでも確実に先発の経験値を積ませられますし、エースの負担も減ります。

 

投手不足で悩んでいるチームはこの起用法を試して、投手の育成をしてみてください。

 

1年でも長く野球を

 

学童や中学に球数制限が適用されると私たち一般の部にもルール変更がされるかもしれません。

 

仮に球数70球ですと余程上手くいかない限り投手2人は用意しておいた方がいいでしょう。

 

まだ決定ではありませんが投手育成はチームの底上げにもなりますから、ぜひ力を注いでみてください。

 

投手に挑戦する選手は新たな楽しみと難しさを覚え

投手自身は負担が減り長く野球ができると思います。

 

見たこともない投手と対戦できるのを私も今から楽しみにしています。

 

 

 

 

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ABOUT US

サラリーマン・WEBライター・ブロガー
小・中・高と野球部に所属していましたが一度もレギュラーに選ばれず二桁背番号のベンチ要員。 社会人になり一から野球を勉強し直し、様々な経験を経て好きな「野球」を仕事にすることが出来ました。 それまでの経緯・これからの活動について皆さんにお届けします。